最近(2024/8/5,6)の日経平均株価は歴史的な暴落と暴騰を経験し、投資をやってる人にとってはかなりストレスのかかる相場だったと思う。
真面目な話も良いけど今回は少し簡単に、目指すFIREの種類について書こうと思う。
FIREに興味がある人、これからFIREを目指そうと思っている人、今FIREを目指している人に読んでもらえたら嬉しい。
この記事でわかること
- FIREの種類
- 著者が選ぶFIREの種類とその理由
- FIREを目指す上での注意点
そもそもFIREは1種類だけじゃない
FIREという言葉を初めて知った時、「やべぇ、働かずに今の生活ができる!!絶対になる!!」と意気込んだのも束の間、FIRE達成にはかなりの資産(お金)が必要だ。
RE(Retire early)の意味の通りであれば65歳(2024年時点の定年)よりも前に達成できないとただのFIだ…。
で、少しFIREについて調べてみると、どうやらFIREにもいくつか亜種(種類)があるらしい。
- Fat FIRE(ファットFIRE)
- Lean FIRE(リーンFIRE)
- Side FIRE(サイドFIRE)
- Coast FIRE(コーストFIRE)
- Barista FIRE(バリスタFIRE)
チャットGPTで聞けば一発で回答してくれるのだけど、軽く紹介。(FIREの種類でチャットGPTに聞くもよし)
FatFIRE(ファットFIRE)
私が始めてFIREを聞いた時に思ったのがコレ。
住居費や食費などの生きていく上での最低限の生活費だけでなく、必須ではないけど人生を豊かにする趣味・娯楽費等全ての費用を資産からの収入で賄うFIRE。誰もが羨むFIREの代表。
メリット
全ての生活費を資産収入から賄う事ができる。
デメリット
莫大な資産が必要。私の場合は1.2億円
資産を貯めてる間に65歳を超えそう
LeanFIRE(リーンFIRE)
少ない資産を運用して生活するFIRE。
少ない資産なので節約生活。
メリット
最低限の資産で良い
デメリット
節約を徹底しないといけない
贅沢できない
Side FIRE(サイドFIRE)
生活費 → 資産収入
趣味・娯楽費 → 事業収入(ブログアフィリエイトやYoutuberなどフリーランス系の収入)
メリット
少ない資産で良い
好きな仕事で稼ぐ
デメリット
労働すること
Coast FIRE(コーストFIRE)
資産収入に頼りつつ、最低限の労働で生活。
メリット
少ない資産で良い
デメリット
資産が成長するまで最低限の労働が必要。
Barista FIRE(バリスタFIRE)
生活費 → 資産収入
趣味・娯楽費 → アルバイト・パート収入
メリット
少ない資産で良い
デメリット
アルバイトやパートで時間に縛られる
FIREなのかこれは?というものも
なんだかFat FIRE と Lean FIRE以外はFIREな感じしないけど、色々種類あるのねーという感じ。
FIRE達成しても働くパターンもあって、働き方で種類が分かれている感じ。
絶対に働きたく無い人は節約して生活費を切り詰めてでも資産収入だけで生きる(Lean FIRE)。
FIREしても、趣味・娯楽費を稼ぐために働く(Side FIREやBarist FIRE)。
資産が成長するまでは働く(Coast FIRE)。
どのFIREを目指すかはあなたの価値観と家族の価値観次第
独身で将来もずっと一人で生きていくと確固たる意志があればどんなFIREを選ぼうが構わない。
ただ、私のように家族がいて稼ぐ手段もサラリーマンの給与所得だけであった場合FAT FIREほどの資産が無いとそうとう厳しい。
かと言ってLean FIREのように節約に節約で生活を切り詰めることを家族にも強いるのはかなりの勇気がいる。
妻・子がそれを許容してくれるかは大事な要素。
私のようなこれから40代をむかえるおっさんがBarista FIRE でアルバイトやパートをやれるのか想像がつかない…。
私の理想はSide FIRE → Fat FIRE
ギリギリの資産収入=ギリギリの生活費 だと計画が狂った時(例えば、株価暴落等で思う通りの資産収入を得られなくなるとか)に怖い。
じゃあそこから再就職やパート・アルバイトに舵を切るのも中々ハードルが高い(ブランクのある人間が簡単に次の職にあり付けるほど生やさしいとは思っていない)。
そう考えると会社辞める前に何とか副業で稼げるようにしておきたい(Side FIREの準備)。
そして資産を膨らませて会社辞める(Side FIRE)。
事業収入で資産を膨らませて事業をたたむ(Fat FIRE)。
Side FIREは計画破綻時(FIRE卒業)の保険
いくら資産があってもリスク資産として保持している限り、想定外に減らしてしまうことがあるだろう。
FIRE前に計画した収入では足りなくなる局面が出るだろう。
どんなに事前にシミュレーションしたとしても。
そんな不安と戦う(安心を得る)為にも事業で稼げる能力はつけておきたい。
サラリーマンをやりながら事業収入をえることは至難の業、だけど…
机上の空論。理想ではあるがかなり難しい。
サラリーマンで時間を拘束される上に、時間をかければ右肩上がりに上がるというわけではない事業収入。
その上、家族との時間も捻出しないといけない。
ただFIREを目指すのならこれくらいの覚悟が必要。
だって25年分の生活費を前倒しで稼ぐって言うんだから多少無理はしないといけないよね?
という当たり前の指摘が心を抉る。
時間が無限に欲しい。
FIREまで時間はある、継続あるのみ
FIRE達成までの期限はまだ計画中なのだけど、いずれにしても平凡サラリーの私としては妻の稼ぎ以外にも事業収入ができない限りは道が遠そうだ。
時間の許す限り事業に取り組む。
因みにこれまでやってきたのは…。
- ブログ(googleアドセンスは合格できたが) 173円で挫折
- SNS運用(インスタ) フォロワー200人くらいで挫折
- ブログ(名前を壁ログに変えて再挑戦中)←2024/8現在
恥ずかしいくらいにセンスが無い。
マジで難しい…。
事業は失敗するのが当たり前、成功したらもうけもの精神でコツコツ続けていきたい。
事業収入の予想がつかない限りFIREできる時期の目処も立たない…
年収○千万円のような高所得サラリーマンでない限りFIREできる目処は立たない。
節制生活には限界がある。
FIRE時期を早めるには事業収入を上げるか転職して年収を上げるかしかなさそうだ。
早さを求めると詐欺に遭いやすい
FIREの字の通り、早くリタイアしたいと焦って行動するのは得策とは言えない。
特に稼ぐ部分でリスクを取りすぎるのは危険。
株式投資の世界でもそうだと思うけど、早く利益を出そうとするとそれだけ損をする確率も上がることは認識しておいた方が良い。
サラリーマンがやりがちな、時間が無いからと放っておけば儲かる系の美味しい話には乗らないようにしたい。
FIREどころか65歳を超えても働かないといけなくなるかも。
私は20代の頃にいくつか失敗した。皆さんに同じような失敗をしてほしくない。
まとめ
- FIREの種類はいくつもある。(Fat FIRE(ファット)、Lean FIRE(リーンFIRE)、Side FIRE(サイドFIRE)、Coast FIRE(コーストFIRE)、Barista FIRE(バリスタFIRE))
- 目指すFIREは自分と家族の価値観に合わせる。
- 時間を取るか、節制を取るか、大きく稼ぐを取るか。
- サラリーマン時代に副業(事業収入)で稼いで助走する。
- 一番安定度は高いが時間が足りない。
- Side FIRE(サイドFIRE)→Fat FIRE(ファット)が理想だけど現実は厳しい。
- 長い目でコツコツと継続が大事。
- 早く稼ごうとするとだいたい詐欺に遭う