普通のサラリーマンがFIREを達成するには長い道のりを歩む必要がある。
FIREを目指す私の現在の資産状況をお伝えして、実際にFIREを達成するまでの過程を見て楽しんで欲しい。
今FIREを目指している方、FIREに興味のある方、投資に興味のある方の参考になると嬉しい。
この記事でわかること
- アラフォー妻子持ち平凡サラリーマンの資産状況(サンプル1)
- 2024/9現在の年間配当金(予定)
私と妻の経済的背景
<私>
年齢:39歳(今年40歳になる)
収入:月だいたい27〜30万円(手取り)
<妻>
年齢:35歳
収入:月だいたい14万円(手取り)※子の保育料は天引き
2024/9現在の資産状況
申し訳ありません。資産状況公開すると言っておきながら、資産額は伏せさせていただいています。
大した金額でもありませんので…。
投資割合や配当金(こちらは明示している)でお楽しみください。
現金・預金・暗号資産26.38%
現預金が100%。暗号資産は持っていません。ビットコイン買おうと思ったこともあったけど面倒になりやめた。
上の円グラフに計上していない妻の現預金があって、凡そ
株式(現物)+ 投資信託 : 現預金 = 50 : 50
になる。
FIREを目指すにあたって年間生活費25年分の資産を作らないといけないのだけど、資産100%で現金0という状況は生活ができないから25年分の資産と例えば1年分の現金が必要よね…。
私のように高配当株投資をやっている人はできるだけ株価が低い状態で購入したいから、暴落時に現金が0だと購入できない。
と、いう事で生活防衛資金と投資準備金という形の現金が多くなってしまっているのが現状。
タイミング投資は難しい…。
株式(現物)47.53%
- 日本個別株 78%
- J-REIT 8%
- 米国ETF 14%
○日本個別株
現在、83銘柄を所有。単元未満株で少しずつ買い足している。
普通1単元(100株)ごとに買わないといけないけど、SBI証券なら基本どの銘柄も1株から買える。(S株)
楽天証券も買えるけど銘柄が少ない。(ミニ株)
基本、NISA成長枠投資で購入しているが、年間投資上限額の240万円を超えたら特定口座での購入も辞さない。
○J-REIT
不動産を買おうとすると莫大な資金がかかるので、投資証券として少額から投資できるのがこのJ-REITの良いところ。
多くの投資家から集めたお金で不動産を購入し賃料収入や物件売買益で投資家に分配する仕組み。
日本はこれから人口減少するからオワコンじゃん、不動産価格も上がらないでしょ、とも考えるのも承知の上で、資産の約10%を保有するようにしている。
今のところ値が低いので買いやすい。指数に連動したものを3つ所有している。
- 1343:NFJ-REIT
- 1488:IF東証REIT指数
- 2556:ONEETF東証REIT
J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。
もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。
一般社団法人 投資信託協会 ホームページより
○米国ETF
- HDV 35%
- SPYD 39%
- AGG 25%
- VYM 1%
米国ETFは1ドルが105円くらいの時にドル転して購入したもの。
今は円安が凄まじいので手を出していない。(オルカンやS &P500買っているのは内緒)
また、AGGは債券のETFだけど、少額なので株式で分類させてもらった。
今は米国金利が高いので債券はマイナスだけど他の3種類でトータル黒字にできている。
今後、円高が進めばまた購入しようと思っている。
現在はHDVやSPYDから得た配当金によってAGGを買い増してる。VYMも。
ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、
一般社団法人 投資信託協会 ホームページより
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。
投資信託26.1%
- S&P500 15%
- オルカン 58%
- 楽天VTI 25%
- iTrust 新興国株式(働きざかり〜労働人口増加国限定〜) 2%
- 緑文字はインデックス投資で10-15年の長期で持つ事で資本主義が崩れない限りはほぼ黒字でフィニッシュ想定。
- 赤文字はアクティブ投資で信託報酬が1%以上(インデックス投資だと0.1%すら割るので比較すると高額)
この投資信託を選んだのは人口増加すると必ず経済も良くなるという定説?が本当であるか試したかったから。正しければ大きく黒字化するだろうし、間違っていれば赤字。何年先になるかわからないけど楽しみ。ジュニアNISAの一部とSBI証券に貯まったポイントで投資している。
途中で償還※されなきゃ良いんですけどね。
子のジュニアNISAで買っていた楽天VTIやS &P500をそのまま運用中。
妻と私は旧NISA、NISA積立投資枠で一定額を毎月オルカンに入れている。
投資信託はどちらかというと老後の為に積立している。
だから額は大きくは積んでいない。長い目で10年以上かけてNISAの積立投資枠を埋めようと思っている。
子のジュニアNISAについては高校や大学に行く時の教育資金になれば良い。
投資信託の「償還」とは、投資信託の運用期間が終わり、信託財産の清算を行い、償還日時点の保有者に対して保有口数に応じた償還金を返還することをいいます。
ふくろう教授の投資信託ゼミナール ホームページより
2024/9現在の配当金(年間受領予定)
配当管理アプリの円グラフ
最近、やっと配当金の威力を感じられるようになってきた。
これをなんとか毎月の家賃分くらいを賄えるほどに成長してくれればと思うけど、道のりはまだまだ長い。
配当金をいただく企業は偏りが出ないようにセクター※で分けてできるだけ均等になるように買い増ししている。
余裕があればセクター内も複数企業持つようにしている。
投資では通常、業種や業界を指します。東京証券取引所の発表する33業種が代表的な分類ですが、投資の目的などによって独自のセクター分けも行なわれます。
大和アセットマネジメントホームページ iFreeETFより
個別株を買い増す基準
もう少し具体的に書くと、情報・通信業が21.2%と偏りが出てきているので、建設業(3.2%)、食料品(2.3%)、電気機器(3.4%)、その他金融(3.5%)などのセクターをもう少し割合を増やしていきたい。自分が所有している株が買った時よりも安くなってきたら(例えば5%マイナスとか)購入するというようなことをしている。
どんな銘柄を買うかについては、今のところ勉強中で(本当は決算書とか読まないといけないのだろうけど…)
基本、youtubeの各インフルエンサーさんの話を聞いて良さそうなものをチョイスしている。
リベシティ、投資家バクさんなどなど。
単純に配当利回りの高い銘柄に手を出さないとか、配当性向が極端に高くないとか、自己資本比率が高いとか、配当推移を見て暴落した年に減配していないとか、などなど注意することは多くあるが、実際に投資しながら勉強中。
サラリーマンの資産形成は長い道のり
FIRE達成するために資産形成しているわけだが、例えば1億円を貯めないといけないとなった時に投資だけで増やそうとするのはかなり大変。短期間(例えば1、2年とか)では到底達成できそうもない。
入金力の低い私のような平凡サラリーマンで、子供がいてとなるとなおのこと。
どれだけ入金力を高める努力をして、投資では欲をかかずに、しかも何年も継続することができるか。
これが勝負になる。
稼げないからと、短期間で投資で増やそうとするのは貧乏谷へ直行となってしまう。
もうね、修行だよね。
引き続き、FIRE目指して頑張る。