前回、健康診断で貧血という診断結果を受け、しのごの自分で調査したあげくに結局、分からんから病院に行くことにした。病院での話を書いていく。
貧血は何科に行けば良い?
私の中で病院と言えば歯医者とか耳鼻科くらいなもので、いつも迷うのが「何科」(なにか?)を選べば良いのかということ。
無数の科が存在している気がして、自分の症状(今回で言えば貧血)で何科に行けば良いのかわからん。そんな病院迷子の私は例に漏れず、近所に貧血を見てもらえそうなところはないのかgoogle検索。
そして、出てきたのが血液内科。そんなんあるんですね。
貧血でお困りの際は血液内科へどうぞ。
病院に行く前の情報収集は無駄か?
結論から言うと、健康診断結果⇨病名について情報収集⇨病院に行く、この流れは悪くなかった。むしろ良かった。
なぜなら、自分の病名について症状がある程度頭に入るし、何ならいくつかの対処方法まで分かる。病院に行って診察を受けてお医者さんの話がめちゃくちゃ分かる。何というか自分の事をああですか?こうですか?と主導でお医者さんに話を聞けるので、自分が調べた結果の答え合わせができるので満足度が高い。しかもそれが一般大衆向けの情報ではなく、私個人、私特有の結果を知れるので、対処療法(症状が出てそれを治す)だけでなく原因をつかんで今後発生させないようにする方法まで検討していける。
何て良い時代なんだ。youtubeを開けば、たくさんの小銭を稼ぎたい(失礼)お医者さんが視聴数やチャンネル登録者数を増やすために、惜しげもなく有益な情報を提供している。しかも無料で。調べようとすれば勝手にセカンドオピニオンが手に入る。しかも複数のお医者さんから。最高すぎる。
だけど注意点もあって。反対に避けたいのが、情報収集だけして、それがあたかも私特有のものだと誤った判断をしてしまうことだ。少なからず危険を伴う。自分の判断で行動するのは更なる症状の悪化を伴うリスクを十分承知の上で試されたい。
情報収集の答え合わせとしての通院は、必須とは言わないまでもかなり有意義であることを強く書いておきたい。
お医者さんとの会話
ちょっと話がそれてしまった。お医者さんとのやりとりはこんな感じだった。
お医者さんに健康診断の結果を見せ、貧血であることを伝える。
お医者さんからの問診
- 過去に大きな病気にかかったことありますか?
- ご家族で大きな病気にかかった方がいますか?
これは生活習慣に由来する病気ではなく、遺伝的に発症する病気があるかの問診であると推察。
また、触診ではこんな感じ
- 手を見せてください(爪)
- 上を向いてください。(下瞼を触れられながら)
ここでは鉄欠乏症貧血の特徴である爪が匙状になっていないか?下瞼が白くないか(赤い血管がちゃんと浮きでているか)?を触診にて確認。
健康診断の数値から
お医者さん:(健康診断結果の)数値だけでは不十分ですので、こちらで採血をしてより貧血等に必要な数値を取りますね。それから、この数値で推測するのは…鉄、ビタミンB12、葉酸が足りていないか。
お医者さん:大腸の内視鏡検査って受けられたことありますか?
お医者さん:検便の潜血の結果が陰性で問題ないとは思うのですが、陰性の場合でも検査してみたら癌だったということもあるんですよ。
癌…
お医者さん:うちでは検査できないんですが、大腸の専門の病院行ってやってもらうことをお勧めします。そこで問題なければ4、5年は検査しなくても大丈夫だと思うんで。私も前回の検査から5年が経つのでそろそろ検査受けないといけないんですよーははは。
血液検査の結果
何やら血液を外部機関に出すから、採血の結果は後日ということになった。
血液検査の結果、大腸の内視鏡検査についても、分かり次第更新していく。