【壁】健康診断で貧血と言われ、人生で初めて大腸検査を受けてみた結果

2023/9/1(金)に人生で初めての大腸検査を受けてきたのでそのレポート。

2023/6/5(月)に健康診断を受け、これまでオールAの健康そのものだった38歳妻子持ち男だが、今回の診断でひっかかり貧血。これをきっかけに大腸検査を受けることになるとは…。

大腸検査を受けるまでの記事は↓参照。

健康マニアを自負していたので、まさかここまで健康診断で記事を書くことになるとは思っていなかった…。

 
きんぐ
30代後半妻子持ち男です。私の属性は→“自己紹介“よりどうぞ。

この記事でわかること

  • 大腸検査を受ける基準
  • 大腸検査を受けるまでの流れ
  • 大腸検査を受ける際の注意点
  • 大腸検査は怖いか?大腸検査を受けた感想
  • 大腸検査にかかる費用について

大腸検査を受けた方が良い人はどんな人か

胃カメラの経験はあったけど大腸検査は初めて。お尻から管を突っ込まれるのよね。怖いよね。痛いのかどうかとか。血液内科のお医者様から大腸検査を受けることをオススメされたきんぐは、大腸検査について調べてみた。

そもそもどんな人が大腸検査を受けるのか?

大腸検査を受ける人はどんな人?

  • 血便
  • 検便で潜血があった
  • 貧血
  • 慢性的な腹痛
  • 便通の異常を感じる
  • 大腸癌などに罹った親族がいる
  • 40歳を過ぎた人

私の場合は、健康診断で軽い貧血と判定され、もしかしたら大腸から血が抜けているのではないか?という疑いから大腸検査を勧められた。

検査してもらってポリープが見つかった場合もその場で切除してもらえるので、検査後に再度治療のために病院に行かなくて済むメリットも。

健康診断では大腸検査は行わないけど、その代わりを果たしてるのが検便なのだと思われる。ここで潜血があれば大腸に問題が見られる?として大腸検査という流れになる模様。

大腸検査を受ける流れ

大腸検査を受けたいと思ったとしよう。覚悟しないといけないのは、健康診断よりも事前の生活が厳しく決められていること。健康診断なら前日の夜はお酒を飲まないように、とか、朝食は食べないで、とかに限られると思う。

ここではきんぐが行った病院での大腸検査を受ける流れを書いていく。

  1. 大腸検査を受けられる病院に受診の予約を入れる。(きんぐの場合はweb予約)
  2. 病院で症状と大腸検査を受けたい旨伝える。(きんぐは2023/8/19)
  3. 大腸検査日を予約する。(きんぐは2023/9/1)
  4. 大腸検査前日:朝食、昼食、夕食は消化の良いものを食べる※21:00以降は絶食
  5. 大腸検査前日21:00:下剤を服用
  6. 大腸検査日5:20:起床後、コップ2杯分の水を飲む
  7. 前日とは別の下剤を服用
  8. 腸管洗浄剤を水に溶かし1800mlを10分おきに200mlずつ飲む
  9. 病院へ
  10. 検査着に着替える
  11. 麻酔?鎮静剤?用の点滴を打たれる
  12. 検査代で仰向けに
  13. 麻酔注入と同時にお尻に管を突っ込まれる
  14. 気づいたら終わっている
  15. しばらくは朦朧とする
  16. ストレートティーと個包装のガトーショコラをいただく
  17. 医師から検査結果を聞く
  18. 細胞検査の結果を約1ヶ月後に電話して聴く

大腸検査前診察

病院によってシステムは違うと思うのですが、きんぐの場合はweb上で①大腸検査前診察(初回)と②大腸検査日(仮)を予約ができた。

検査前診察は、完全に流れ作業。お医者さんに「何で大腸検査受けたいのか?」と聞かれてその回答が妥当と判断すれば、はい、じゃあ看護師に大腸検査の流れと注意点を聞いてと。そのまま看護師に検査前に服用する下剤等の薬をもらい、受付を済ませて帰る。

検査前の薬とか腸管洗浄剤の服用時間は自分でコントロールしなければならない。

後述するが、私は10:30に大腸検査を予約していたため、朝5:30に起きて下剤を飲み始めないといけなかった苦笑

大腸検査前日

前日の過ごし方は朝から注意が必要。

前日に食べられるものOK

食べられるものが決まっている。大腸検査をするに当たって、大腸内を綺麗にしないといけない、つまり食べ物が残っていたら困るわけだ。そこで、前日に食べて良いものは消化の良いものとなる。

具体的にはこんな感じ。

前日に食べて良いもの

  • パン
  • 白米、おかゆ、うどん
  • 卵、豆乳、豆腐、白身魚
  • 鶏ささみ肉
  • 味噌汁(ねぎ・ワカメはNG)、コンソメスープ
  • バナナ、りんご(皮はNG)
  • プリン、ゼリー飲料
  • 水、お茶、スポーツドリンク

前日に食べられないものNG

前日に食べられないもの

  • そば、ラーメン、乳製品
  • 玄米系
  • ごま、ナッツ類
  • 野菜(特に葉もの野菜・ねぎ類)
  • 果物、豆乳、こんにゃくなど
  • 海藻類(海苔、ワカメ、昆布、ひじきなど)
  • きのこ類(椎茸、エノキ、まいたけなど)
  • 漬物、薬味、ふりかけなど
  • ジャム

きんぐの朝食

※写真はイメージです。
  • バターコーヒー
  • ハイカカオチョコレート(チョコレート効果86%)

実は間違って乳製品(バター)を摂ってしまった。忘れていた訳ではなく、消化の悪いもの=食物繊維を多く含む食品と思っていて乳製品が食べられないものに該当すると思っていなかったことによるもの。お気をつけて。

きんぐの昼食

  • そーめん
  • 味付け卵

そーめんを2束茹でて、麺つゆで。ネギはNGなのでつゆのみで。

味付けしたゆで卵を1個。正直、ゆで卵が食べられなかったらきつかった。お腹が空きすぎて困る。

きんぐの夕食

  • 素うどん with 卵
  • ポテトサラダ(ポテトのみ)

素うどん2玉に卵をのっける。ポテトサラダをポテト部分のみ食べた。

ここでもネギはなし。

21:00に下剤(2錠)

21:00(午後9時)までに夕食を済ませ、下剤(2錠)を服用する。

この後、検査までの時間は絶食となるが、下剤の服用が続く。

絶食ではあるが、積極的に水分(水とかスポーツドリンクとか)の補給は摂る方が良いと注意書きが。

また、21:00の下剤服用後、就寝中にもよおすのでは?と思ったが、きんぐの場合は特にトイレに行きたくなることはなかった。(下剤による問題はなかった。)

大腸検査当日

実は、大腸検査の予約時間を10:30にしていたきんぐは、朝5:20に起床する必要があった。

朝5:20に下剤(2錠)

起床後はコップ2杯分くらいの水を飲み、昨晩21:00に飲んだものとは別の下剤を飲む。

朝、寝坊してしまうと検査自体が受けられなくなってしまうので注意が必要。

腸管洗浄剤

5:30〜7:30の2時間にわたって腸管洗浄剤(1.8L)を飲み干す。薬が入っている容器に水をじゃぶじゃぶ入れて、よく降ってまぜ1.8Lまで作り込む。これを200mlずつを10分おきくらいに9回に分けて飲む。

飲み始めて30〜90分後で便通が始まり、そこからは、飲むたびにトイレとお友達状態になる。

何度もトイレに行くのでお尻の拭きすぎには注意が必要。肌荒れ?起こして痛くなる。

味はほぼスポーツドリンク。不味いとかそういうのは感じない。ただ、1.8Lの水分を補給しないといけないので苦手な人には大変かも。

飲み終わるころには便がほぼ水になれば問題ない。前日の食事制限がうまくいっていればそう難しくはない。

トイレの回数は10回くらいだっただろうか。

病院へ向かう

きんぐが検査を受ける病院は家から電車を使ってドアtoドアで1時間かからないくらいの場所にある。一人で向かった。道中、便通に襲われるのでは?とビビっていたが、それは起きなかった。セーフ。

※ただ、準備するものに、替えの下着、靴下とあって怖い。漏れてしまうこともあるのだろう、きっと。

前日の21:00から絶食状態が続くわけだが、水分をずっと摂っているせいかそこまで辛い空腹を感じることはなかった。

病院に持って行くもの

  • 現金 or クレジットカード(検査代、ポリープ除去代など合わせて1,2万円ほど。程度によるがそれよりも多くなる場合も。)
  • 同意書
  • 替えの下着、靴下

因みに同意書は、大腸の検査していてポリープを発見した時に、切除して良いか?とかそもそも大腸検査やっても良いよね?というようなもの。きんぐが行った病院では。

検査前のやりとり

受付で大腸検査で予約していることを告げ、「下剤(腸管洗浄剤)を飲んで、便が水っぽくなりましたか」と聞かれ、案内があるまで待機。

看護師さんから名前を呼ばれ、カーテンで仕切られた個室?のような空間に誘導され、検査着に着替える。紙パンツでお尻部分がぱっくり空いているやつ。

着替え終わり、看護師さんが来て、点滴を腕につける。検査までしばらく待つことになるが、朝5:20起きだからなのか、前日21:00から食事をしていないからなのか、ぼーっとしていた。

割と待ち時間あるのだけど、ぼーっと(朦朧?)していたためイライラとかお腹すいたーとかそういう気持ちは全く発生しなかった。

いよいよ検査

注:写真はイメージです。

看護師さんにカーテン内から検査台に誘導され、仰向けに。

先ほど繋いだ点滴から、麻酔入れますーという看護師さんの声を聞き、それと同時に肛門からブっとい管が。

「んぉおおおーーー」

心の声「早く、麻酔よ、効け!!!!!!!!」

次の瞬間、検査台は移動されカーテンで仕切られた空間に私一人だけになっていた。

怖いや痛いは、麻酔の効きにに依存する。

検査後

30分は寝ていた?安静にしていた?だろうか。看護師さんが起きられますか?と声をかけてくれ、受付待合室でしばらく待つ。

名前を呼ばれ、カーテンで仕切られた簡易的なテーブルと椅子に案内された。

ティーカップに紅茶。個包装されたガトーショコラが1個。

検査が終わったのは11:15頃。そうか。朝食摂ってないし、前日もそんなに量を食べなかったんだ。

美味しい。

例えそれがそこらへんのスーパーやコンビニで買ってきたティーパックから搾り取られた紅茶や激安スーパーで買ってきた何個も入った箱の中の1個のガトーショコラだったとしても。

そう。腹が減ってる時は何でも良いんですね。

それが、いわゆるカラダに悪い食べ物であったとしても。

お医者さんのお話

お医者さんから検査結果を聴く。

 
きんぐ
先生!どうでしたか!
Doctor
Doctor

しっかり診させてもらいました。(←安心感を与える)

問題はありませんね。

細胞検査を行っていてその結果が1ヶ月後くらいにわかりますので

その時に電話をください。電話で検査結果をお伝えします。

と、言うことで検査結果については問題なし!

細胞検査の結果は1ヶ月後確認するとしても今のところは大腸癌ではなさそう。(とりあえずは一安心)

まとめ

今回、ポリープは発見されなかったので純粋に大腸検査だけでだいたい10,000円ほどだった。クレカ払いで済ませる。

注意したいのは、麻酔入れてるので、検査後に車や自転車の運転は避けた方が良い。しばらく朦朧とするので。

その後は普通に食事はできる。

細胞の検査結果が出たらまた追記していきたい。

大腸検査受けてみてまとめ

  • 費用はだいたい10,000円ほどかかる
  • 検査日前から食事管理は厳密に。消化の良いものオンリー
  • 検査日は液体を大量に摂取&排便の繰り返し
  • 検査の恐怖は麻酔の効きに依存する
  • 麻酔後の車や自転車の運転はNG
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